2020.02.20

☆各国の郷土料理②~Which foods from home do you miss? 【Marcus】☆

Hi, how is everything?
イングリッシュビレッジ池袋校のYukoです!今回のブログも前回と同様に、池袋校の先生が懐かしがっている自国料理について紹介していきます。ネイティブならではの英単語や表現も、所々出てくるので見逃さないでくださいね(^_-)-☆

前回はアメリカ人講師のJohnの食べたい郷土料理でしたが、第2弾はイギリス人講師Marcusが教えてくれたイギリスを感じさせる料理です!イギリスは『料理がおいしくない国』と残念な表現をされてしまう事が多々ありますが、Marcusが紹介してくれた料理は一体どんな料理なのでしょう??

 

【The foods which Marcus misses the most are…】

★Bacon Sandwiches(ベーコンサンドイッチ)★

Marcusに「イギリス料理で恋しく思う料理はある?」と聞いた瞬間、迷うことなく出てきた言葉がこの『ベーコンサンドイッチ』でした。ベーコンサンドイッチというと、「ベーコンとパンなら日本にもあるし、イギリスに行かなくても作れそう…」と思ってしまうのですが、そこはやはり本家本元のイギリス人に言わせると使われる材料や味付けが違うので、日本では同じものを再現できないらしいのです。

 

★White Bread(ホワイトブレッド)★

まず英国流ベーコンサンドイッチに使うパンですが、Marcusが使うのは”White Bread”(ホワイトブレッド)だそうです。これは日本では俗にいう『イギリスパン』になるかと思います。日本の食パンの原型ともなった山型のパンで、キメの粗い、砂糖やバターをあまり使わないあっさりしたタイプのパン。人によってはロールパンや、全粒粉やライ麦パンも使うようです。パンを焼くか焼かないかも同じように好みで分かれるとの事。いずれにしても英国流ではパンにバターをたっぷり塗ります。

 

★Rasher(ラッシャー)★

ベーコンサンドイッチの主役のベーコン。ベーコンはイギリス流の表現だと”rasher”(薄切りのベーコンまたはハム)。一枚なら”a rasher of bacon(ham)”、複数であれば”rashers”。焼き方もこれまたお好みですが、端が焦げるくらいカリカリに焼く人も多いようです。

 

★極めつけはBrown Sauce(ブラウンソース)★

「ベーコンサンドイッチにはレタスとか、トマトとか入れないの?」とMarcusに聞いたところ、答えはノー。具材はベーコンのみのシンプルなサンドイッチですが、そこで欠かせない調味料として登場するのがブラウンソース。Marcusの話ではブラウンソースは例えて言うなら日本のとんかつソースに近いとの事。日本でもお馴染みのウスターソース(ウスターシャーソース)を生み出したのもイギリス人ですが、モルトビネガーとブイヨンと何種類かの野菜と果物、スパイスなどから出来たこのソースを、イギリス人は何にでもかけて食べるとか。ちなみにベーコンサンドイッチにはケチャップ派もいるようですが、ブラウンソースファンの方が若干優勢のようです。

 

イギリス料理に欠かせないものとしてMarcusがベーコンサンドイッチと一緒に挙げたものがもう一つ。

★A strong cup of tea(濃い目の紅茶)★

濃く入れた英国風の紅茶はイギリス人とは切っても切れない間柄。これなしではイギリスの食卓は語れない、といったところでしょうか。特に二日酔いの次の日は濃い目の熱いお茶とベーコンサンドイッチなどしっかりした朝食をとるのは”イギリス人あるある”みたいです(^^)

ところで、皆さん!先ほど出てきた”a strong cup of tea”という表現、皆さんの耳には自然になじみましたか?私はMarcusからこう聞いた時に「あれ? “a cup of strong tea”じゃないの?」と思いました。ところが!ほとんどの英語ネイティブスピーカーは“a strong cup of tea”と言うのだそうです。それについての面白いお話は次回のブログでご紹介したいと思います。皆さん、楽しみにしていて下さいね!

To be continued…(^_-)-☆