“Because”を伝える大切さ【英会話で大切なこと】
What’s Up Everyone! Moeno is Back;)
早速ですが、誰かと<話し合い>をする機会が多い方はいらっしゃいますか?
場所や内容は問いません。どんなシチュエーションでも構いません。普段、どんな話をして自分がどんな回答をしているか考えてみてください。
私は高校生の時にアメリカ留学を経験しました。公立高校に入りましたが、多くの留学生の受け入れを行なっていることもあり、ある意味国際色豊かな学校でした。(★留学秘話はこちらのシリーズをご覧ください→リアルな”留学”についてお話します。ープロム編【★実際の写真付き】
そんな学校生活で苦労したことの一つに“自分の意見を具体的に伝えること”が挙げられます。
英会話で大切なこと
日本での学生時代、先生に当てられることがなければ自分から手を挙げて解答することなんてなかった私。
クラスで行われる簡単な話し合いの授業中も、できれば言い合いなどせず平和に解決したかった私。
「どうする?これで良い?」と聞かれて『良いと思うよ』『やめたほうがいいんじゃない?』と簡潔にただ一言で終わらせることが多かった私。
自分が思っている事や感情、どうしたいかなど詳細的に相手に伝えることを「なぜしてこなかったのか」と聞かれれば、「それで良いと思っていたから」と答えます。
こんな私がアメリカの高校に通い気付かされたのは “Because(なぜなら)”が言えなければ話を聞いてもらえない・わかってもらえない という事。
伝えることの大切さ
相手との会話を大切にし、あなたの意見を聞きたいと思っているからこそ、どんなに小さなことに対しても“どう思うのか・考えるのか”を教えて欲しい、そしてそれを“伝える”ことが当たり前なのです。
勿論私も相手のことを考えずに話しているわけではありませんが、シンプルに、そしてYesかNoで答えることが多く、留学をするまで学校で詳細的な意見を求められることが限りなく少なかったため自然と身体に染み付いてしまっていたのだと思います。
アメリカ留学でのリアルな体験
アメリカの高校では選択授業が多く、自分の将来に必要だと思うクラスを取ることができます。ディスカッションをメインで行うクラス、プレゼンテーションを週1で行うクラス、ボランティアを行うクラスなど様々です。
「そのクラスを取らなければ良いのではないか」
留学を目前に控えている知り合いに聞かれたことがあります。結論から言うと、どのクラスを取っても”Because(なぜなら)”を伝える機会が多いのは変わりません。
<手を挙げる>と言う機会は少なく、先生が話している最中に「Moenoはどう思う?」と聞かれます。
初めはもうそれは酷いもので、何か聞かれるたびに”I don’t know”と答えていました。いつかあだ名が”I don’t know”になるのではないかと思う程です。終いには、アメリカ史の授業で第二次世界大戦の話をしている時
“You are from Japan, right?“
と聞かれ、話しかけられたことに驚き”I don’t know”と咄嗟に答えてクラスを大爆笑させたことさえあります。
その癖は今でも治らず、意識をしていないと”I don’t know”を口にすることがありますが、”I don’t know, but I think …”と慌ててbutをつけて答えることが殆どです。
学校だけでなく日常生活でも
学校だけではありません。友達と遊んでいる時やくだらないことを話している時。そんな時も“Because(なぜなら)”は求められます。
<意見を求められる>と言うと少し意味合いが変わってきますが、くだらない話の中でも「私はこう思うから、こうなんじゃない?」と伝えることが多く、またトピックが変わる頻度も多く感じます。
誰かが長いこと話していると、そこに別の誰かが「でもさ・・・」と割って入ることも少なくありません。
“Why do you think so?”
講師と話している中で、質問をされた時に自分がどのように返答しているかを思い出してみてください。
一言で返していませんか?
Yes、Noの2択になっていませんか?
自分の意見を言うことを恐れていませんか?
イングリッシュビレッジでのレッスンに慣れてきた方、普段ディスカッションをテーマにレッスンをする方、問題なくSpeakingはできるけど次のステップが分からない方。
是非“Because(なぜなら)”を詳細に伝える練習をしてみてください。
まずは一人で練習をするのもOKです。テレビを見ていて疑問に思ったことをまず日本語で考えてみます。その後それを英語で言えるかを頭の中で整理していきます。
簡単な単語で、簡潔に、だけど詳細的に伝えるトレーニング。挑戦してみてくださいね★
Hope you have a wonderful day!
Moeno