国内で海外生活!? 日常を英語環境に変えて学習を自動化
2025.04.03
英会話のレッスンを受けている方でも、レッスン外での自主学習は上達のためには必須です。しかし、「英語の自主学習がしたいけれど忙しすぎる」「机に向かう勉強が苦手」という方も多いのではないでしょうか?
今回はそのような方向けに、勉強することを意識せずとも英語を日常に取り入れるアイデアをご紹介します。
1. 毎日必ず触るスマホを活用する
2. SNSを活用する
3. オリジナルが英語の物は英語で見る・聞く
1. 毎日必ず触るスマホを活用する
毎日ほぼ100%の現代人が見るであろうスマホは英語学習に大変効果的なツールです。AIを使用した英語のアプリなどが代表例ですが、実はスマホ自体を素晴らしい英語教材にすることができます。それは思い切ってスマホの設定を英語にしてしまうことです。
私たちがスマホを操作する時、慣れている画面では表示されている言葉を見て操作をしてはいても、意識的に意味を理解しようとしなくても操作が出来てしまうのではないでしょうか?それはスマホに表示される言葉と私たちの体の動きが連動しているからです。
これは私たちが日本語を話す時に似ています。一つひとつの言葉の意味を考えなくても、言いたいことはすぐに口から出てきますよね。スマホの設定を変えるだけでも、この言葉の「自動化」の訓練をすることができます。
もちろん最初は単語の意味が理解できなかったり、うまく操作ができずにもどかしいかもしれません。しかし、スマホのような「瞬時に理解できないと困るもの」をあえて英語と結びつけることで英語を英語として理解する習慣が身に付いていきます。大変かもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。
スマホの操作が英語で可能になる頃には、日本語を介さず英語を理解する感覚が掴めるようになるはずです。
2. SNSを活用する
SNSは使い方によっては効果的な英語学習になるので、毎日チェックする方は英語学習に取り入れることをお勧めします。
特にインスタグラムは写真と文字が連動しているため内容も理解しやすい上に、文字が少なめのため抵抗なく始められます。
インスタグラムで効果的に英語に触れる方法のアイディアには以下のようなものがあります。
・好きな英語圏の有名人をフォロー&投稿やストーリーをチェック
・他の人の英語コメントなども確認
・映画の配給会社やレコード会社などのアカウントをフォロー(エンタメの最新情報などを英語でチェック!)
・英語圏のニュースアカウントをフォローして時事問題を確認
・実際に英語で発信にチャレンジ
・初心者の方は日本人の英語系アカウントをフォロー(単語の意味など毎日少しでも学べる!)
自分の好きなジャンルのアカウントをフォローすることによって、その分野の生の英語が学べることがSNSの最大の利点です。英語の投稿を確認する時は実際に理解できるかできないかを意識し過ぎず、気軽な気持ちで毎日見ることを習慣化することが大切
です。アカウントによっては理解しやすいことも多いので、様々なタイプのアカウントをフォローして自分に合ったものを見つけましょう。少しでも理解できれば英会話の講師との会話のネタにもなります。
ちなみにイングリッシュビレッジではインスタグラムで@englishvillagetokyo というアカウントを運営しております。ここでは本物のネイティブ講師が実際によく使われるフレーズを短い会話形式で紹介しています。講師の様子も知ることができますので、ぜひフォローしてみてください!
3. オリジナルが英語の物は英語で見る・聞く
娯楽の時間にも「元の音声が英語の物は必ず英語で見る」ことを自分に課して英語環境を作ることができます。
映画であれば日本語吹替版の方がストーリーも理解しやすく、最近はハリウッド映画の吹替にも日本人の大物俳優が起用されたりして魅力的に見えます。しかし、英語を学んでいる皆さんがせっかく生の英語の音を聞ける機会を捨てることは非常にもったいないことです。
声優が気になってどうしても吹替で観たいという方は、必ず英語版も後から見て聞き比べることを習慣化しましょう。頭は疲れるかもしれませんが、とにかく英語に触れる量を増やすためにエンタメも存分に有効活用してください。同様に、もし映画や洋楽のタイトルに邦題が付いていたら必ず原題も覚えるようにするとよいでしょう。「新しく学んだ事柄は英語でも言えないと気が済まない」という状態にしておくと学習効率は上がります。いつも「もしかしたらこれを英語で言わなきゃいけない時が来るかもしれない」と準備しておくとよいでしょう。
終わりに
今回は英語を日常に取り入れるアイデアをいくつかご紹介しました。日本に住む私たちが英語に常に触れていることは難しいですが、工夫次第ではその時間を増やすことは可能です。ぜひ毎日必ず英語を見聞きすることを目標に学習してみてください。