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英語専攻の私が英語に自信が持てなかった理由

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24/7 English講師のShohei です。

多くの中上級英語学習者でも「私はバイリンガルです」とは言い切れないと感じているようです。私も英語を話し始めて数年経っても何故か自信が持てず、バイリンガルと言い切ることはできませんでした。今自己分析してみると、英語力だけでなく様々な要因が私の自信のなさに繋がっていたように感じます。
今回は私の実体験もお伝えしながら英会話の自信の付け方についてお話します。

 

1. 隠れ劣等感?
2. 語彙力=英語力ではない
3. 会話のコントロール力

1. 隠れ劣等感?

「外国人と話すと焦る」「外国人に質問されると焦る」などの経験は皆さんお持ちだと思います。
よく「レッスンや一人の時は英語が出てくるのに、いざネイティブと話すと真っ白になる」というお声も耳にします。
私は大学で英語専攻だったのですが、大学の入学式でたまたま居合わせたネイティブの先生に、一言 ”Nice suits!” と言われて固まってしまった経験があります。ただ「Thank you!」って言えればよかったのに、それさえも言えないのかと初日から落胆しました。(今でもトラウマです笑)
それから在学中数年かけて徐々にネイティブと話すことには慣れていったのですが、卒業してからもやはり完全には緊張がとれませんでした。原因は恐らく「隠れた劣等感」でした。

私の母はハリウッド映画が好きで、私も幼少のころからよく一緒に観ていました。母の口癖は「やっぱりハリウッドはすごい」「アメリカはすごい」というものでした。それを聞いて育った私は、「アメリカ人=すごい人、英語話者=自分より優れている人」という考えがしみついてしまっていました。それにより自分と見た目が違って英語を話す人達に憧れの感情を持ちつつ、どこか劣等感を感じ、緊張していたのだと思います。実際は彼らもたまたま英語圏に生まれた同じ人間です。そう考えるとむしろ第二言語を努力して習得しようとしている私たちは素晴らしくないでしょうか?憧れを持つことは良いことですが、行き過ぎた憧れは劣等感を生んでしまいます。
人間対人間の対等なコミュニケーションに英語を使うイメージを持つことが発話の自信に繋がります。

 

2. 語彙力=英語力ではない

劣等感の他に目標の勘違いも自信のなさの原因になることがあります。特に語彙力を英語力の指標にしてしまっている方は要注意です。英語を話しているときに単語が出てこないときほどもどかしいことはありません。そんなときに「語彙力=英語力」と思ってしまっていると、「ああ、この単語を知らない自分はバイリンガルとは言えないな」という結論に至りがちです。私も前はこのタイプでした。

・でもちょっと待ってください、それ日本語ならさっと出てきますか?

私は物の正式名称を知らないときやサッと出ない時、よく「~する~のやつ」と言った日本語を使います。(ex. お風呂で音楽聞くやつ、正式名称:防水スピーカー)でもそれを使ったからと言って私の日本語ネイティブの権利ははく奪されません。もちろん最低限の語彙は必要不可欠ですし、語彙力はあればあるほどコミュニケーションは楽になります。しかし「英語が話せる」ことの指標としては、「英語で物事を伝え、理解し、解決できるか」という考え方をぜひ採用してみてください。例え最も当てはまる単語が即座に出なかったとしても、説明して相手に伝わればそれは立派な英語力です。

 

3. 会話のコントロール力

最後に多くの方にとって盲点なのが「自分がどれだけ会話をコントロールできているか」という視点です。「普通に英会話のレッスンは楽しくできているんだけど、なぜか自信がない」という方はもしかしたら当てはまるかもしれません。

・講師の質問に答えっぱなしになっていないでしょうか?
・自分から質問して、会話の方向性を決めることができているでしょうか?

以上の2点を次の会話時にじっくり自己観察してみてください。
自分から質問をし、話したいことを話し、知りたいことを知れる会話ができると会話の質がぐんと上がった実感が持てます。

上の章で「人間対人間のコミュニケーション」というお話もしましたが、私はWhyの精神を持って質問することを意識した結果、ネイティブの友人たちともより深い関係を築くことができました。私の場合は相手との繋がりを英語で実現できて初めて「私はバイリンガルなんだ」と気づくことができました。相手に興味を持って質問してあげると、相手も安心してあなたに心を開いてくれます。これはどの国どの言語でも共通のはずです。あなたが英語で話す相手はもしかしたらあなたのことをもっと知るだけでなく、自分のことを知ってもらうことを楽しみにしているかもしれません。スピーキング中上級者は特に、英語でのコミュニケーションがすべて「英会話レッスン」にならないようにする意識が大切です。

 

終わりに

今回は私の実体験も交えながら、英語力により自信を持つためのヒントを紹介しました。すべての方に当てはまるわけではないと思いますが、伸び悩んでいる方にはぜひ自身の英語でのコミュニケーション時に感じている気持ちを振り返る機会としていただけますと幸いです。

 

#英語学習#英会話#バイリンガル

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