コロナにまつわる英語
2020.07.28
Hello! Nanamiです!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナウィルスの感染拡大で、昼夜を問わず「ウィルス」「感染」「隔離」「消毒」など、これまでにない頻度で感染症に関わる単語を耳にするようになったかと思います。
それは海外のメディアでも同じこと。
英語でニュースを聞く機会があれば、連日のように耳にするこういった単語は、どれも少し難しい単語に感じますが、逆にコロナに関連した単語がここまでニュースを席捲しているということは、その単語さえ知っていれば内容が見えてくるニュースが多いということ。
そこで今回は、コロナにまつわる英単語を学んでいきましょう。使い方の例も添えていますので、ぜひマスターしてコロナ関連のニュースはどんどん耳に入ってくる!という状態を目指してくださいね。
1.「ウィルス」= “virus”
一番基本の単語からいきましょう!
ウィルスは英語だからそのままなんとなく英語っぽく発音すれば伝わるはず…と思った方・・・残念!伝わりません。
綴りをみると分かりますが、決して「ウ」からは始まりません。 “v”から始まっているので、無理やりカタカナにするとしたら「ヴァイルス」といった感じでしょうか。
よく使う場面の文章を例文としてあげてみると
「ウィルスが国中に広がった」 = “The virus spread across the country.”
こういった場合の「広がる」には “spread” を使うことが多いです。セットで覚えてしまいましょう。
ちなみに「抗ウィルス」は “anti-virus” です。
よくアンチエイジングなどで聞く「アンチ」は、この “anti” で、「反する」とかの意味で使う(アンチエイジングは「老化する」= “aging” に反するからアンチエイジング)ので、それを頭につけることで「抗ウィルス」となるんですね。ちなみに抗体は“anti-body” です。
2.「感染」= “infection”
これも欠かせない単語です。名詞としてはもちろん、動詞のinfectもよく使います。
「誰もがコロナに感染する可能性がある」= “Anyone can be infected with COVID-19”
「自分が感染しているかもしれないと思うと怖い」= “I am afraid that I might have been infected.”
ちなみにコロナウィルス自体は、Coronavirus (正式名称SARS-Cov-2)ですが、厳密にはこのウィルスにより引き起こされる症状のことをCOVID-19と呼び分けるようです。
英語のニュースを聞いているとCOVID-19がよく聞こえてくるので、耳をすませてみてください。
3.「隔離」= “quarantine”
こちらもコロナが問題になって急によく耳にするようになった単語ですね。
隔離には “isolation” という単語もありますが、ウィルスなどの感染拡大を避けるための隔離は特に “quarantine” を使用します。
「患者を隔離しておく」= “keep the patient in quarantine”
「彼は熱があったので隔離中だ」= “Since he had a fever, he is now under quarantine.”
“be動詞 + under + quarantine” の組み合わせで使うと覚えておくと、とっさの会話でも使えそうですね。
4.「消毒する」= “disinfect” “sanitize”
手指の消毒がマストになってしまった近頃、無意識に「消毒しなくちゃ」と考える場面が増えてきているのではないでしょうか。そんな時、英語でサクッと伝えるには何といえばいいのか意外と知らなかったりします。
先ほどは “anti-virus” のように、 “anti” を付けることで反する意味になる事を紹介しましたが、こちらの “dis-infect” も同じです。
先ほどでてきた “infect” = 「感染させる」に反する意味になる “dis” をつけることで、感染の反対である「除菌/消毒する」の意味の “dis-infect”となります。
「リスペクト」の反対である「軽視する」= “dis-respect” や「アドバンテージ」の反対である “dis-advantage”(不利な点)など、この “dis-“もよく使われているので要チェックです。
また、手指を消毒する消毒液(欧米ではジェルタイプが多いようです)は “hand sanitizer”と呼ばれています。
「手を消毒して」= “Put some hand sanitizer on your hands.” / “Disinfect your hands.”
こちらは英語話者の方にもさらっと伝えられるよう、ぜひ覚えておきましょう!
今回は、現在聞かない日がないというコロナの話題でも、特に頻出の単語をピックアップしてみました。
慣れ親しんでしまうのは嬉しくない単語ばかりではありますが、世界中を騒がせているトピックに関わる単語であるだけにぜひマスターしたいところです。
では、今回はここまで! Stay safe and have a good day!!