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ロシアのウクライナ侵攻について【#STOPWAR】

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Hello!皆さん、こんにちは。こんばんは。Moenoです。

交渉が続くも未だに停戦への出口が見つからず、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から28日が経ち、先日15日にはポーランド(Poland)、スロヴェニア(Slovenia)、そしてチェコ(the Czech Republic)よりそれぞれの国の首相が危険承知で首都キーウ(Kyiv)を訪れ、ウクライナ(Ukraine)のゼレンスキー大統領(President Volodymyr Zelensky)と会談を行いました。

YouTubeやTikTok、Instagramなどのソーシャルメディアでは実際に攻撃されている現地の様子や、ウクライナの人々が自身の携帯を使い拘束したロシア兵に無事を連絡させてあげる映像などが日々アップされています。

一方で、誤情報の拡散も多くされており、多くの人に混乱を与える投稿も多くあるのが現状です。

日本でも各地で#NoWarを訴えるデモが行われており、先日5日には新宿で約1万人の人が集まりサポートや寄付が行われていました。(※写真はMoenoが撮影した写真)

人口が4,000万人を超えるウクライナ。1つの国の中でもロシア語を話す住民が多くいる東部と独立している南部に分かれていて、ロシアを除き欧州では1番面積が広いそうです。

全ての始まりは2013年まで遡り、それ以来両国の関係は最悪。2014年には親ロシア政権が倒れ、クリミア半島を勝手に併合。誰が見ても『違法』である状態は現在まで続いています。

そんな中、ウクライナは欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指す方向で意思を固めていましたがこれにロシアは『加盟を認めない』とし、昨年2021年より両国の関係が更に悪化し始めたというわけです。ものすごく簡潔にまとめてしまいましたが、全体の流れをわかりやすく説明しているサイトがありますので是非見てみてください。

Business Insider : ロシア軍のウクライナ侵攻、いま何が起きている?

War in Ukraine

つい数ヶ月前までは『ウクライナを攻撃、侵攻するつもりは一切ない』と断言していたプーチン大統領。

2月21日にはウクライナ東部への武装派遣を指示し、その後24日には演説を放映。直後にウクライナへ侵攻(Russia’s Invation of Ukraine)を開始しました。

停戦会議も行われていますが、その間にもロシアによって超高音速ミサイルが使用や市長の誘拐、病院を占拠し人質、砲撃などが日々続いています。

そして、現在も一人の身勝手な行動と筋が通らない話で罪のない人々の命が奪われ続けています。

反戦の動き

ロシア国内でも反戦の動きは高まっています。

『戦争を始めたのは国であり、私たち(国民)の意見ではない』

ロシア国内で放映されている“誤った情報”を信じるインターネットやSNSを一切使用しない方達は、未だに自国のトップが導いた“戦争”という判断が正しいという認識を持ち続けています。彼らの子供達が自分の親に“事実”を伝え、何が本当に起きているのかを初めて知るのです。

そんなフェイクニュースで当たり前かのように国民に“洗脳”をし続けるロシア。自国に不利になる情報は一切伝えずにこのまま破滅に向かうのでしょうか。

『戦争をやめて。プロパガンダを信じないで。あなたたちは騙されている』

一方でロシア国営テレビでは番組放映中に反戦を訴える女性スタッフも。マリーナ・オフシャンニコワ(Marina Ovsyannikova)さんはこれにより警察に拘束。14時間の取り調べを受けた後罰金約3万円を科せられました。

彼女の勇気ある行動には、多くのロシア人からも共感の声が上がっています。

3月23日には同番組の元ニュースキャスターでもあるジャンナ・アガラコワ(Zhanna Agalakova )さんが、ロシアは政府に利用されていると会見で語り辞職しました。

 

The First Social Media War…?

ここ数年、若者のみならず多くの世代の情報源ともなっているソーシャルメディア(以下SNS)。写真や動画を簡単に投稿でき、個人の意見も発言しやすく、使用方法によってはメリットよりもデメリットが多いことも。賢い使い方が重要と言われ続けていますね。

今回のウクライナ侵攻では実際のリアルタイムでの現地の様子をソーシャルメディアを使用して、現地にいる人たちがハッシュタグとともに発信していますが、これを”Social Media War”と言います。

サイトによってはロシアによるウクライナ侵攻が”The First”Social Medea Warとも言われていますが、中東・北アフリカ地域で起こった民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」やシリアの内戦(Syrian civil war)ではFacebookやTwitterの使用が確認されているため今回が初めてではないようです。

The First TikTok War

しかし今回の戦争で初めて使用されるSNSも。”TikTok”です。

人々が逃げている様子や、空爆された瞬間などをTikTokに投稿し現地のリアルな様子を伝える人々がいます。『戦争中の暮らし』として毎日投稿をする人さえいます。

例えば、フォロワー0人の人が最前線で起きている状況を撮影し投稿したとします。それを世界中にフォロワーを持つクリエイターが見つけ、再投稿や共有をすると瞬く間にその動画の視聴回数や共有回数は跳ね上がります。そのような動画が増えることで、多くの若者が文字からではなく、実際の映像から情報を吸収し何が起きているのかを把握するのです。

誰でも簡単に投稿できるというところが魅力でもあるため、物体が爆発している動画など今回の戦争で撮影されたものではない動画を使用してフェイクニュースを簡単に流すこともできてしまいます。

情報を得やすくなったのはいいことですが、視聴回数などに惑わされずに一人一人がしっかり注意して選別していかなくてはいけないですね。

 

個人的な意見にはなりますが、過去にも数え切れないほどの罪のない命が奪われ、“戦争”の恐ろしさと悲惨な光景を様々な形で見て学んできたのにも関わらず2022年の今、また繰り返されているということに憤りを覚えます。そしてそれがあたかも普通であるかのように報道されている毎日に、恐怖を感じます。

歴史やこれまでの国交関係など、それぞれの国が守りたいものはあり、それが理由となって国同士が対立するのは分かります。

しかし、それに腹を立て、納得いかないからという理由で他国の国民だけでなく自国の国民までもを犠牲にし、勝手な少数の判断で戦争という名の大量虐殺を始めていいはずがありません。

今後、どう状況が変わろうとも、諸外国のロシアへの見方は全く違うものになります。このロシア、プーチン大統領の戦争犯罪を1mmたりとも許さずに、各国のリーダーが正しい判断で動いてくれることを願います。

そして、美しく輝かしい未来が待っていたはずの失われた罪なき幼い命に追悼の意を表します。

Breaking News Englishでも取り上げられていますので、使われている英単語や英語表現を確認しながら話してみてください。

また、それらを知ることで英文記事を検索し新たな情報を得ることもできます。私自身も正確な情報を知り、学ぶことでできる限りの行動をしていきたいと思います。

【Breaking News English】
・Ex-world boxing champions to defend Ukraine (Harder)
・US general says invasion of Ukraine would be ‘horrific'(Harder)
・Germany closes gas pipeline amid Ukraine crisis (Easier)

【英文記事でよく使用される単語】

・capital:首都
・special military operation:特別軍事作戦
・invasion:侵攻
・troop(s):部隊、軍
・threat:脅し・緊迫
・take over:奪取する・乗っ取る
・the collapse of the Soviet Union:ソ連崩壊
・(Russian) forces:ロシア軍
・demilitarize:武装解除
・beef up:強化する

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