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What’s Up LA Vol.10 LAよりこんにちは!

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Hi, everyone! 皆様元気に過ごしていらっしゃいますか?LAも大分過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑い!です。燦燦と輝く南カリフォルニアの太陽は、今日も私達を照らし続けています。

 

さて、今回のWhat’s Up LAでは、私は先日「Los Feliz」という地域で開催されたItalian American Festivalに行って参りましたので、その時の様子をお届けしたいと思います。

私の旦那Jimmyは、LAでミュージシャンをしています。主に、BeatlesのTribute Bandや、60年代70年代にヒットしたクラシックロックを演奏しています。
地域のフェスティバルや、レストラン、バー、クルーズ等演奏依頼があれば、そちらに出向いて演奏をしています。

 

留学していた頃も、私はよくJimmyさんについて行き彼らの演奏を聞いていましたし、結婚後もよく一緒に出向いています。
特にBeatles Tribute Bandは、大変人気が高いです。言わずと知れたイギリス・リヴァプール出身のBeatlesですが、1960年代から1970年にかけて世界的にヒットし、20世紀の音楽史上最も成功したバンドと言われています。彼らが作った名曲の数々は、今も昔も多くの人々に愛され、世界中のBeatles Tribute Bandが各地で演奏をしています。

私もEnglish Villageに勤めていた頃は、BGMとしてBeatlesやクラシックロックばかりかけていました。年配の生徒様に喜ばれていましたし、先生方も子供の頃によく流れていた音楽で、口ずさんでいる事もしばしばでした。私のBeatles好きは先生方にもよく知られていましたし、BGMを通じて昔の音楽やミュージシャンの話が出来たのは、私の良い思い出となっています。

 

 

今回のこのItalian American Festivalでは、Jimmyさんのご友人の方が主催という事で演奏依頼がありました。もちろん、Beatles Tribute Bandとしてです。また、「Italian American Festival」というタイトルからも分かるように、イタリア系アメリカ人の祭典といった趣旨でしたので、イタリアンフードが軒を連ね、イタリア系アメリカ人達のパフォーマンス、イタリアの旅行パンフレットが置いてあるブース等、イタリア色に彩られたフェスティバルでした。

フェスティバル主催のJimmyさんの友人、BandメンバーのJohn Lennon役のJohさん、そしてJimmyさん(Paul Mccartney役)も、イタリア系アメリカ人なのであります。

 

 

ここで少し、アメリカ移民の事に触れておきたいと思います。

 

ご存知の通り、アメリカは元々はインディアン(ネイティブアメリカン)が独自の国家を形成する形で、様々な部族が住んでいました。15世紀半ばになるとヨーロッパを中心に大航海時代が幕を開け、かの有名なクリストファー・コロンブスのアメリカ大陸の発見を皮切りに、沢山のヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってきて、アメリカ東海岸を中心にそれぞれ植民地を築いていきました。

 

歴史的に見ても、イングランドやスコットランドにルーツを持つ移民が圧倒的に多かったため、アメリカでの言語は英語が主流になった背景がありますが、アメリカは「人種のサラダボウル」といった表現でも分かる通り、それぞれの人種や民族が、文化の独自性を保ちながら「アメリカ人」として生きているという考え方が根付いています。決して混ざり合う事はなく「共存して生きている」という事であります。

 

ですので、それぞれの民族のルーツや祖先を大切に思い、今日まで歩んできている歴史があるのです。

 

Jimmyさんもファミリーネームが「Caprio」ですので、父方がイタリア系という事になります。(余談ですが、誰もが知っている世界的俳優のレオナルド・ディカプリオも、ファミリーネームがイタリア系のDiCaprioですので、どこか祖先で繋がりがあると思うと、とてもExcitingであるのです・・・(笑)
話を聞いてみると、Jimmyさんの祖父母は元々イタリアのトスカーナ州の出身ですが、新天地を求めアメリカのニューヨークにやってきたそうです。移住後は、洋服の仕立て屋(Tailor-made)の会社を設立し、100人程の従業員を携えて生活をしていました。アメリカでの成功を夢見て子供達(Jimmyさんのお父さん達)には英語を使って生活する事を徹底させ、アメリカに足を踏み入れて以降、出身であるイタリアには二度と戻る事無く、生涯をアメリカで終えたようです。

昔、DVDでゴッドファーザーを見た事があるのですが、主人公のヴィトーが、小さい頃にシチリア島よりニューヨーク行きの船に逃げ込み、ニューヨーク湾に浮かぶエリス島の入国管理を経てニューヨークにやって来たエピソードがあります。Jimmyさんの祖父母も船で大西洋を渡り、エリス島を経てアメリカにやって来ました。沢山のアメリカ人の祖先が海を渡り、エリス島を通過し、自由の国アメリカに渡り、強靭な心で今日のアメリカ合衆国を築き上げてきました。リバティ島にある自由の女神像はそれを象徴していると思いますし、政治的、経済的にもアメリカ合衆国が超大国といわれる所以である事が分かります。

きっとEnglish Villageのアメリカ人の先生方も、それぞれの祖先が様々な思いを持ちながら、アメリカへ渡ったのだと思います。とてもドラマティックですよね。

さて、話は戻り、Italian American Festivalも終盤に差し掛かり、Jimmyさん達のBeatles Tribute Bandも、フェスティバルの目玉として最後に登場致しました。誰もが知っているBeatlesナンバーで、口ずさんでいる人もいれば、踊り出す人もいました。最後は「Twist & Shout」で締めくくったのですが、盛り上がりも最高潮に達していました。私も、Jimmyさん達の写真を撮ったり、皆と一緒に踊ったり、とても楽しいひと時を過ごしました。

 

それでは、また次回のWhat’s Up LAでお会い致しましょう!

Have a good day & See you next time!

Satomi Yoshida Caprio

 

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