イングリッシュビレッジ渋谷校のRisakoです。

英語を始めてから、ある程度リスニングや文法、語彙力が固まってきたのに

いざ初めましての人と会うと「あれ？もしかして、全然英語が伝わってない…？」

なんて思った経験はありませんか？それ、あなたの発音が原因かもしれません。

ここでは、普段から大学やお仕事で英字の教科書やメール、書類を読む機会はあっても

そこで使っているスキルをスピーキングで活かせない…という方々に発音の重要さと

実際にとても鍛えられた発音の練習方法についてお伝えしていきたいと思います。

日本には和製英語という英語を基に作られたカタカナ英語がありますよね。

“Vitamin”が”ビタミン”ではなく”ヴァイダミン”と発音するように、そもそも

今まで聞いてきた単語が全く別の単語のように聞こえることもあります。

また、RとLの差別化が日本人には難しいと言われていますが、これらを

正しく発音しないと、とんでもない方向に話が進んでしまう場合もあります。

例えば、riceとlice。riceは”お米”。liceは…なんと、”シラミ”です。

「I love eating lice.」なんて言ったら「この人、シラミを食べるのか？」と

勘違いされてしまうかも…。(これはちょっとぶっ飛んだ例えですが…。)

このように、ビジネスの面でも「こってこての」日本語アクセントのある英語を

話していると、取引先に少し舐められた態度を取られたこともあります、

というお話も実際に当スクールに通われている生徒様からお伺いしました。

そこで、文法や単語は中学レベルですが発音だけはいつも褒められる私(笑)が

実際にやってみて楽しみながら舌の”英語筋”を身に着けた方法をご紹介します！

まず声を大にして言いたいのは、舌を鍛えるには歌を歌うのが一番！ということ。

英語の歌は実際に話すスピードよりもかなり速いと思います。

また、単語をひとつひとつ丁寧に発音してしまうときれいに歌うことが出来ません。

実際の会話もネイティブのスピードに合わせると単語の語尾が繋がっていてとても

滑らかに聞こえますよね。歌はその滑らかな英語を話すにはうってつけのツールなのです。

普段の生活に無理なく取り入れる一番いい方法は、通勤・通学電車に乗っている時。

イヤホンをして、マスクをして、聴く歌詞を携帯にうつして、実際に口を動かします。

声はもちろん出しません。耳で聴いている通りに、目で見ている通りに口を動かすだけ。

曲は、英語の曲ならなんだっていいです。でもどうせなら歌詞の意味も分かれば

単語力も増えて一石二鳥なので、簡単な曲がいいかと思います。おすすめはディズニー！

最初は速すぎて苦労するかもしれませんが、だんだん口がついてくるようになると、

あたかも自分が歌っているかのような錯覚に陥り、とても楽しくなってきます(笑)

と、同時に、徐々に舌が重たくなり筋肉痛のような痛みが出てきます。これが”英語筋”！

その筋肉痛を乗り越えればかなり舌が回るようになり、英語に順応してきます。

また、滑らかな曲を聴いているおかげでネイティブの滑らかさにも対応できるようになり

リスニング力もかなり上がっていることに気づくはずです。そうなればもうあなたは鰻登り。

聞いたままの英語を英語筋のついたあなたの舌で正しく、ナチュラルに話すことが出来ます。

騙されたと思って、やってみて下さい。英語が伝わる楽しさを実感できます