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What’s Up LA vol.12 Christmas Standard Songs & Movies

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Hi, everyone! 皆様お元気ですか?

街はクリスマス色で彩られていると思いますが、そんな季節に欠かせないのは、なんといってもクリスマスソングや映画ではないでしょうか。私自身も、English Villageで働いていた時は、12月のこの時期、BGMとしてクリスマスソングをかけて気分を盛り上げておりました。

また先日、世界的に有名なアメリカ出身の歌手、マライア・キャリーのクリスマスソングでお馴染みのヒット曲「All I Want For Christmas Is You」が、2019年12月21日付の米ビルボード・ソング・チャート‟HOT100”で初のNo.1に輝く、というニュースが飛び込んで参りました。なんとこの曲、発表されたのは25年前の1994年のアルバム「Merry Christmas」の収録曲として。

当時はシングル盤として発売されていなかったため、ビルボードのチャート入りを果たす事が出来なかったのですが、1998年よりシングルとして未リリースの曲もチャートイン出来るようになり2000年1月には初めてトップリスト入りを果たしていました。その後、クリスマスの定番曲として毎年のように街中で流れ、チャートもじわじわとアップし、発表から25年の時を経てついに今年初のNo.1を獲得!素晴らしいですね。本人にとっても最高のクリスマスプレゼントとなったのではないでしょうか。

今回のWhat’s Up LAでは、このホリデーシーズンに欠かせないクリスマスソング映画を、特にアメリカで人気や定番になっているものを中心に紹介したいと思います。それでは、参りましょう!

 

まずは、クリスマスソングから。

 

Mariah Carey「All I Want For Christmas Is You」

冒頭でもお伝えしたMariah Careyのクリスマス曲ですが、なんと最初に人気に火が付いたのは日本でした。

1994年当時は既に人気を博していたMariahでしたが、この曲が日本のテレビドラマ「29歳のクリスマス」の主題歌として起用され、日本では130万枚の大ヒットとなりました。全体的にはキャッチーなイメージの曲ですが、ポップ、ソウル、R&B、ロック、ゴスペル等のありとあらゆるジャンルを取り入れ、Mariahのハイトーンボイスも光る一曲となっています。

 

 

Wham!「Last Christmas」

日本でもお馴染み、イギリスの音楽グループWham!が1984年にリリースしたシングル曲。タイトルの通り、「去年のクリスマス」に失恋した事を歌っていて、少し切ないクリスマスソングとなっています。

また、Wham!のメンバーでもあり作詞・作曲したGeorge Michaelが2016年12月25日に街中に「Last Christmas」が流れる中、自宅で死去した事も記憶に新しい所ではないでしょうか。沢山のアーティストにカバーされ、今年は発売から35周年を迎えました。今年の新作映画「Last Christmas」では、なんとこのWham!のLast Christmasが劇中で使用され、映画の内容もこの楽曲から着想を得て制作されました。Emilia ClarkeとHenry Golding主演でお送りするロマンティック・クリスマスコメディのこちらの映画、日本でも絶賛上映中ですのでWhamの楽曲と共に楽しんで見て下さい。

 

 

Brenda Lee「Rockin’Around The Christmas Tree」

クリスマスソングの名手であるJohnny Marksによって作られた軽快なこの曲は、1958年に歌手のBrenda Leeによってレコーディングされました。当時まだ13歳であったBrendaではありましたが、力強くパンチの効いた声で陽気なクリスマスを歌い上げています。リリース当時も全米シングル・チャート入りを果たしたものの、発売から50周年を迎えた昨年、最高位となる9位が記録され世代を超えて愛されているクリスマスソングとなっています。歌詞の内容も、クリスマスツリーの周りで歌って踊って楽しもう!というハッピーソングであり、個人的にも大好きな曲です。

 

 

Bobby Helms「Jingle Bell Rock」

1957年にJoseph BealとJames Bootheによって書かれたナンバーであるこの曲は、沢山のアーティストに歌われてきましたが、Bobby Helmsが1957年にリリースしたバージョンが一番良く知られています。こちらもRockin’Around The Christmas Treeと同様、陽気で明るいクリスマスソングです。「雪の中ジングルベルをならして馬のソリに乗って踊って楽しもう」という内容で、女性コーラスのハミングやバックコーラスもとても素敵な曲となっています。

 

 

Burl Ives「A Holly Jolly Christmas」

「Rockin’Around The Christmas Tree」を手掛けたJohnny Marksによって1962年に作られ、Burl Ivesが1964年にリリースした曲ですが、こちらも1年で1番楽しいこのクリスマスの季節を、「皆で楽しもう」「盛り上がろう」という内容となっています。タイトルにもなっている「Holly」は、クリスマスの飾りに用いる植物のヒイラギ、「Jolly」は愉快な、楽しいという意味で、「Holly Jolly」と韻をふんでいます。クリスマスカードなどで使用されるフレーズ「Have a holly,jolly Christmas!」は楽しいクリスマスを!という意味になります。

 

 

Bing Crosby「I’ll Be Home For Christmas」

Kim GannonとWalter Kentの共作で、Bing Crosbyによってレコーディングされて1943年にリリースしたこの曲は、CarpentersやElvis Presley、Frank Sinatra、Whitney Houston等、100をも超えるバラエティに富んだ世界中のアーティストにカバーされている名曲です。

曲の内容は、第二次世界大戦中に海外に出兵中の兵士が家族に向けて「クリスマスには家に帰れるだろうから、クリスマスの準備をして欲しい」といった願いが込められており、クリスマスの時期に故郷に焦がれる兵士達に捧げる歌として作られました。作詞をしたKim Gannonは、「念頭に置いたのは兵士達ではなく、クリスマスには家に帰りたいにもかかわらずそれが叶わない全ての人々であった」と主張したそうですが、リリースされた1943年は、第二次世界大戦の真っ只中でありました。家族と離れ離れになり、戦場に身を置く兵士の心情を代弁しているのはもちろんの事、単身赴任や上京、留学、遠距離恋愛や死別、様々な事情で家族や大切な人と離れ離れになっている人達は、¥昔も今も少なからず存在します。クリスマスへの幸福感への憧れと、それが叶わない現実の悲しみは、最後の歌詞「I’ll be home for Christmas If only in my dreams」に表れており、Bing Crosbyも哀愁に満ちた声で歌い上げています。

 

 

Nat King Cole「The Christmas Song」

20世紀の偉大なシンガーと言われた、ジャズピアニストでもある歌手のNat King Coleにより1946年、1953年、1961年と数回に渡ってレコーディングされて、今もなお多くの人々に愛されている名曲です。Robert WellsとMel Tormeの共作で、1945年に作られました。クリスマスプレゼントを心待ちにしている子供達や、クリスマスの準備をしている大人達、街の様子を情緒溢れるNatの歌声によって表現されています。歌詞も、古くイングランドに伝わる雪や霜の妖精「Jack Frost」が登場したり、クリスマスを意味する「Yaletide」という言葉が使われていたり、伝統的な一面も覗かせています。

 

 

Andy Williams「It’s The Most Wonderful Time Of The Year」

1963年にEdward PolaとGeorge Wyleによって作られ、同年にポピュラー歌手のAndy Williamsによってリリースされた人気曲です。Andyは、1962年~1967年及び1969年~1971年にかけて自らの名前を冠した音楽バラエティ番組「The Andy Williams Show」を担当していましたが、こちらでも披露されています。クリスマスという1年で最も大切な時期に、皆で楽しく過ごしている様子をAndyの感性溢れる歌声が響き渡ります。

 

 

Vaughn Monroe「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」

1945年にVaughn Monroeによってリリースされた曲ですが、1950年のFrank Sinatraバージョン、1959年のDean Martinバージョンもよく知られています。Sammy CahnとJule Styneによって1945年に作られました。寒い大雪の日でも恋人への気持ちで温かくなる、「雪よ降れ」といった心温まる明るい曲調の歌ですが、第二次世界大戦後といった長い戦争からの開放感も重なり、人々に親しまれるようになりました。今でもクリスマスの時期によく耳にする曲です。歌詞に出てくる”FrightfulとDelightful “、”StoppingとPopping “と韻を踏んでおり、とてもリズム感の良い曲です。

 

 

次に、クリスマス映画を紹介します。

「It’s a Wonderful Life」

Frank Capra監督による1946年の作品です。James Stewart演じる主人公Georgeが1945年のクリスマスイブに、とある事件により橋から投身自殺を図ろうとしていた所クラレンスというという二級天使に助けられる、というお話です。

クラレンスはそれまでのGeorgeの人生の回想を見せられる事になります。心温まるクリスマスファンタジー映画として、アメリカでは毎年この時期になるとTV放映される不朽の名作です。私も旦那のJimmyの薦めで一緒にTVで見たのですが、人生は色々あるけれど家族や友人、自分に関わるありとあらゆる物に感謝する事が大切であり、クリスマスという特別な時期を楽しく一緒に過ごそう、といった事をユーモアとコミカルに描いた、アメリカらしい映画だと感じました。

 

 

「A Charlie Brown Christmas」

日本でも定着して親しまれている犬のキャラクターSNOOPYでおなじみ”Peanuts”。クリスマスTVバージョンとして1965年に放映されました。こちらの作品も、アメリカでは子供から大人まで幅広い世代に愛されて、必ず毎年TV放映されています。主人公のCharlie Brownが、「クリスマスの時期になるとクリスマスプレゼントや飾りつけなどで人々がワクワク、ソワソワとして楽しい雰囲気に包まれているけれど、一体クリスマスって何だろう?」と疑問に感じたり楽しめない自分がいる事に気付きます。そんな中、クリスマスコンサートの監督や、クリスマスツリーの買い出しを頼まれてクリスマスの意味や楽しさを探しに行く、といった内容となっています。Charlieの仲間達のダンスシーンや歌うシーンにとても癒されます。

また、劇中に出てくる音楽は、サウンドトラックとしてクリスマスアルバムの定番となっています。アメリカでは、この時期はよくラジオでも音楽が流れています。

 

 

「How The Grinch Stole Christmas!」

絵本作家Dr.Seussが1957年に出版した「How The Grinch Stole Christmas!」が原作になり、1966年にTVアニメバージョンとして放映されました。2000年にJim Carrey扮するGrinchのLive-action映画や、昨年のアニメーション映画でも映像化され、だんだんと日本でもGrinchが浸透されてきたのではないかと思います。私が最初にこの緑の毛で覆われた謎の生物、Grinchを知ったのは2010年にLAで語学学校に通っている時の事でした。クリスマスの時期になり、先生が授業の際にアメリカの伝統的なクリスマス映画やクリスマスソング等を教えてくれました。それまで全くGrinchの事を知らなかった私は、この謎の生物に大きな衝撃を受けたものでした(汗)。アニメーションの内容も、「Grinchがクリスマスが嫌いだから、クリスマスを盗んでしまえ!」というなんとも短絡的でおもしろくユーモア溢れる発想に、重ねて衝撃を受けました。

劇中に出てくる歌「You’re a Mean One, Mr.Grinch」は、一度聞いたら忘れる事が出来ない歌です。昔から子供達が見るアメリカで定番のGrinch、是非歌にも注目して見て頂きたいです。

 

いかがでしたでしょうか?ご自身のお気に入りソングや映画はありましたでしょうか?

English Villageの先生方も、ほとんどの方が知っていると思います。レッスンの際に色々聞いてみて下さいね。今回はクリスマスソングや映画にフォーカスしてみましたが、他にも料理や飾りつけ、プレゼント等クリスマスの楽しみは沢山あると思います。皆様、それぞれの楽しいクリスマスを過ごして頂けたらと思います。

それでは、次回のWhat’s Up LAでお会い致しましょう!Merry Christmas!

Satomi Yoshida Caprio

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