ネイティブから学ぶ④【イングリッシュビレッジ】
2021.12.07
Hi,イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。
前回はネイティブのよく使うwouldについてでしたが、今回は同じように色々な使い方のあるCouldについてです。
これは、生徒様と話をしていた時のことです。
Iさん:私が学生の時、CouldはCanの過去形と習ったけど、出来なかったっていう時はCouldでなく、この場合はwas able toを使うんですってね。
Can=できる
Could=できた
とイコールで覚えている方も多いと思うのですが、このCouldの意味、厳密には日本語のできたとは異なります。
『できる』という意味の単語はCanの他にBe able toという言い方もあります。
・canのイメージは話し手が思う「根拠に基づいた可能性」
・ableのイメージは何かをするために必要なもの(能力や条件など)が十分揃っている
これらも少し違いはあるのですが、今回はまずCanに注目。
Can=可能性としてできる
Could=可能性としてできたかもしれないけど、何かがありできなかった。やればできるけど、やっていない。という現在の状況を表しているため日本語に訳すと「できなかった」という訳になりますが、推測の意味合いが含まれます。
You were able to run fast. (速く走ることができた。)
You could run faster. (走ろうと思えば)もっと早く走れた=でもやっていない)
I was able to study hard while in Australia. (オーストラリアにいた時、沢山勉強をすることができた。)
I could study hard while in Australia. (オーストラリアにいた時、やろうと思えば勉強できた。(でもやっていない、やらなかった))
ニュアンスの違いはわかりますか?
Canの過去形がCouldというよりはCanの過去形はbe able toに近いですね。
日本語の言葉に直すと難しくなるので、英語でイメージとしてとらえてくださいね。
Let‘s study English together.
Atsuko