Hi,イングリッシュビレッジのAtsukoです。

皆さん！！！イチロー選手のスピーチみましたか?

凄いですね。世界で認められるって、見た目の華やかさの裏に相当の努力がありますよね。好きだからこそ続けられることでもあると思いますが、何においても良い日ばかりではなく、つまずく日の方が実は多かったりだと思うので、イチロー選手には本当に「おめでとうございます」「ありがとうございます。」ですね。

そしてイチロー選手の英語での、長いスピーチも感動しました。
勿論、何度も原稿を作り添削していただいたり、練習もしてきたと思うのですが、話す時の間の取り方、協調したい時の声のはり方など。とても引き込まれるスピーチでした。更に、大きな賞なのにジョークを交えて笑いをとるというのがアメリカらしいですね。

私が一つ感じたのは、イチロー選手は日本語で文章を作ってから翻訳したのではなく、ある程度英語で考えてそこから構成していったのではないかなということです。それは、自分が英語を話す時もそうなのですが、英語で考えている時の話す感じと、日本語で文を考えてから文章を作る場合に違いを感じるからです。

それでは、皆さんもご覧になったと思いますが、イチロー選手のスピーチの印象的だったパートをご紹介します。

～入団当初のチームメイトJamie投手へ～

Thanks for coming all the way out here.
はるばる来てくれてありがとう。

As a lefty you were so clever, but so talkative.
サウスポーとしてあなたはとても賢かったです・・でも、とてもおしゃべりでした。

When I first met you, you kept talking to me in English for 30 minutes.
初めてあった時、あなたは私に英語で30分も話し続けました。

and I had no idea what you said.
でも私はあなたが何を言っているのが全くわかりませんでした。

Now my English is a little better,
今、私の英語は少し上達しましたが

But I still can’t understand most of what you say.
まだあなたの言っていることのほとんどがわかりません。

～入団当時最初の監督、ルー・ピネラ氏へ～

One of my first memories here was created by him.
ここでの最初の思い出の1つは彼とのものでした

When we returned to the clubhouse after winning my first walk-off Lou kissed me.
デビュー戦に勝利してクラブハウスに戻った時、ルーにキスされました。

The manager gave me a big wet kiss.
監督にもとてもねちっこいキスをされました・・・

That doesn’t happen in Japan. I was shocked. Honestly, I was scared.
日本では起こりえません。ショックでした。正直なところ、恐怖を感じました。

※この年、マリナーズは116試合勝ったそうで、初めはこんな習慣があるところではやっていけないと思っていたイチロー選手も、なんとか116回のキスを受け入れることができたそうです(笑)

～イチロー選手からのメッセージ～

I would like to say to the current players,
現役の選手達に伝えたいことがあります。

Your future has possibilities that you cannot imagine as well.
皆さんの将来も、皆さんが想像できないような可能性を秘めています。

so embrace it by giving your best without imposing limits on yourself.
なので自分に制限をかけず、ベストを尽くし、その可能性を大事にして下さい。

最後のメッセージは、誰にとっても本当に必要なことですね。
可能性は無限です。最初から無理だと思わず、まずは挑戦してみることが大事ですね。

イチロー選手のように、これからスポーツ、音楽、仕事など、海外で活躍したいと思っているあなた。是非、英語習得のサポートをさせて下さい。

Have a great day.
Atsuko