発音についてアメリカ・イギリス【イングリッシュビレッジ】
2021.09.01
Hi, イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。
『アメリカ英語とイギリス英語、どちらが良いですか?』と聞かれることがあるのですが、これについては正解はありません。
取引先がアメリカならアメリカ英語、ヨーロッパならイギリス英語に慣れた方が良いかもしれない。オーストラリアに留学をしていたから、なんとなくイギリス英語の方が単語になじみがある。イギリス英語の響きが好きだからイギリス英語、と必要になってくる英語は人それぞれ。どちらかに偏って決める必要はないと思うのです。
アメリカ英語とイギリス英語の大きな違いは
① 使う英単語が違う
② 発音が違う
③ 同じ読み方でもスペルが違う
今回は、この発音の大まかな違いにフォーカスしたいと思います。
①Tの音
イギリスの発音はハッキリとTという音を出します。アメリカの発音の場合はtがダやラに変化したり無音になる場合もあります。
例)butter イギリスはバター
アメリカはバラ―という風にも聞こえます
アメリカ:little リル・リロォという風にtが無音に。
Thirty サーディーという風にdの音に変化。
②Rの音
イギリス英語はアメリカのように舌を強く巻いた音ではありません。
あるイギリス人講師の発音はWhere(ウェー)やCare(ケェー)という風に聞こえますが、別のイギリス人講師に聞いたところrの音も聞こえました。その講師曰く、『自分は日本に慣れ過ぎた』と・・・。色々な講師や日本人と話をしている中で話し方に変化があったのかもしれません。
③Aの音
Happy:アメリカの発音はaの音がカタカナのアとエの中間のような音でヘェピィーのように聞こえますが、イギリスはカタカナの音どおりハッピーです。
Water:アメリカはこちらもワァラァとaもtも変化しますが、イギリスはウォータとカタカナに近い音で聞こえます。
そうはいっても、アメリカもイギリスも地域によってかなり話し方には違いがあるようです。
先程のtですが、イギリスの発音はハッキリと音を出すと書きましたがロンドンの一部では逆に発音せず、butterもバァーという人もいるそうです。
イギリス英語の方がカタカナの音に近いので日本人には発音しやすいかもしれないですね。
アメリカとイギリスと大きく分けただけでも、これだけ違いがあります。発音が悪いからと気にする必要はないですよ。
イングリッシュビレッジには色々な国の講師がいますのでいつもと違う国の講師と話をしてみるのも楽しいかもしれません♪
発音に興味を持たれた方がいましたら、レッスンの中で講師に聞いてみて下さいね。
Let’s study English together.
Atsuko