英会話勉強方法・ちょっと視点を変えてみて
2022.04.30
Hi, イングリッシュビレッジのAtsukoです。
無料体験にいらした方にテキストをご紹介すると「全部英語なんですね」という反応を示す方がいらっしゃいます。
いきなり英語だけだと不安なこともわかりますが、初心者で海外の語学学校で勉強してきた私としては、日本語はなくても大丈夫、ない方がいいとさえ思います。
全て英語を日本語に直そうとすると、日本語の単語には当てはまらないものも多くあり、無理に日本語に当てはめると本来の意味とは違った感覚になり「like=好き」のように複数の意味を持つ単語も一つの意味でしか考えられなくなってしまうことがあるからです。
勿論、初心者向けのテキストもありますので、いきなりわからない言葉ばかり、全くわからないということはないと思います。テキスト内には絵もあるので、素直に絵と音で学んでいくことも習得の過程では大切です。
私たち日本人の英語学習は目でみて読む方法で学んできたので、どうしてもローマ字を頼りに英単語を読んでしまいます。
スペルではtとなっているけれど、発音がdに近くなったり、mと書いてあるけど読まないものなどもあるため、単語が読めなくても講師の音を真似て覚えていけば大丈夫。
多くの日本人が未だに勘違いしている発音としてclothesがあります。
Cloth=布 clothes=衣類
クローズィーズと発音してしまいがちですが、正式な発音はclothes(クローズ)となります。これも、音だけで学んでいたらすぐに覚えられると思うのですが、スペルに惑わされてしまう単語の1つです。
英語だけのテキストはやはり自信がないという方に、一度みていただきたいのは外国人向けの日本語勉強用のテキストです。日本語の単語が英語で何というのか書いてあり、日本語での会話文がどういう意味なのか英語で訳されているからです。
例えば・・・
さちこ:ジョンさんは<学生>ですか?
ジョン:いいえ<学生>ではありません。<エンジニア>です。
この<>の部分を自分の言葉に変えて練習をするようになっています。
これを英語圏の日本語学習者は、
Sachiko: Are you a student, John-san?
John: No, I’m not a student. I’m an engineer.
といったかんじで意味と使い方を理解していきます。
もう少し複雑な会話表現の場合、
ジョン:すみません。<東京>までどうやっていけばいいですか?
駅員:①<山手線>で一本ですよ。
②<総武線>にのって<四谷>で<中央線>に乗り換えですよ。
ジョン:ありがとうございます。
John: Excuse me. How to get to Tokyo?
Station staff:①You can go straight there with the Yamanote-Line
②You can take the Sobu-Line and transfer to the Chuo-Line at Yotsuya.
John: Thank you.
シンプルで実際に私達が日常的に使っている会話や日本にきた外国人の方に聞かれそうなことが載っているので、『こんな時英語ではどう言うんだろう?』という表現が沢山学べると思います。初級のテキストはこういった英語表記が多いと思うので、英語初級者の方の使用しているテキストとも併用して学習していけると思います。
簡単なことなのに言えないことって結構あるんですよね。
ちなみに、私は先日、電気が切れたということが言えませんでした。
電気をつける・消すは習ったこともあり、聞くこともあるので
・I turn on the light.
・I turn off the light.
と言えますが、電気が切れたは初めて使う言葉でした。
スクールの電気が切れて朝交換したことを講師に伝えたかったのです。
The light went out in your room.
だよと講師に教えてもらいました。
私の場合、新しい単語を単語の本などで覚えるのは向いていないので、どちらかというとこのように教えてもらったことを毎回しっかり覚えていく方が頭に入り次の機会にはすぐ言えます😊
このように、英語の学習といっても色々な学び方があるので、自分にあった学習方法がみつかるといいですね。
スクールスタッフや講師とも現在の状況など共有していただけると、一緒に考えてサポートできると思いますので、お気軽にお声掛けて下さい。
Let’s study English together.
Atsuko