Perth移動手段ー①Smart Riderカード編【ワーキングホリデー】
2020.06.17
Hello!吉祥寺校のNanamiです
本日は、実際に自分が西オーストラリアのパースでワーホリをした中で印象に残っていること、「Perthの移動手段その①公共交通機関-Smart Riderカード編」です。
旅行に行く時はもちろん、長期で住むことになったら尚更、現地での移動手段やそれにかかる費用などは大切な検討事項ですよね!自分は実際に住んでみるまで、あまり下調べをしていなかったので、バスに乗る、電車に乗る、はたまた自転車に乗るだけでも…いちいち日本との違いに驚いたり感心したりと刺激的でした。
今回は移動手段の中でも公共交通機関、特にSmart Riderと呼ばれるカードに焦点を絞って書いていきます。
まず、パース市内の公共交通機関は、トランスパース(Transperth)と呼ばれており、西オーストラリア州交通局が管理しています。
<Smart Riderカード>
電車だけでなく、バスやフェリーもTransperthが運行しているので、日本でいうSuicaの役割をするSmart Riderでなんとフェリーにも乗れちゃいます。このSmart Riderですが、中長期の滞在であれば絶対に持っていた方が良いです。というのも、パースの交通費は日本とルールがかなり異なっており、中心地であるパース駅からの距離でゾーン1からゾーン9までに分けられています。このゾーンを何個分移動したか、によって金額が変わります。またtag on/tag off(それぞれカードで乗車前後に機器にタッチすること)から2時間以内であれば該当ゾーン内の移動は無料になる、などというルールがあったりするので、いちいち考えて切符を買うより自動で行った方が面倒がないです。
特にバスに乗る場合、ゾーンをいくつ移動して降りるかによって金額が異なるので、Smart Riderを持っていないとその都度運転手に行き先を伝えた上で現金を支払うことになりますが、何セントか切りが悪い金額でもピッタリの金額を払わないと「お釣りがない」と言われることが多いです。日本人の感覚だと「なんだそれ!」と思いますが割と普通に謝るわけでもなくお釣りがないと言われます。私も何度も言われました(笑)ただしお釣りがないから乗せない、ではなく「お釣りがないから今回はタダで乗っていいよ~しょうがないなぁ」になるのも日本人の感覚だと「なんだそれ(嬉)」ですね。
また、嬉しいことにこのSmart Rider 、言語学校に通っていればワーホリビザ保持者でも学生料金で公共交通機関を利用できるのです。これはかなり大きいです。だいたい半額以下くらいで電車、バス、フェリーに乗れることになります。
私はこのSmart Rider を作った当時は嬉しくて颯爽とtag on / tag offをしていましたが、慣れてきたころにタッチするのを忘れてPerth駅で駅員につかまり、罰金として100ドル支払わなくていいようオンラインで書類を提出する羽目に陥ったことがあります。
「なんでタッチするの忘れるわけ」って思いますよね?
その理由がこちら。
これ、何か分かりますか?
こちらがtag on / tag off の際にタッチする機器です。
そう、改札じゃないんです。Perth駅などの主要な駅では改札がある場合もあるのですが、その他のだいたいの駅にはこのポールみたいなものがホームに立っているだけです。ゲートや改札ではないので、ただホームにスーッと入って行ってこれにタッチする、という感じです。タッチしてなくてもそのまま電車に乗れてしまうし、出る時も同じです。じゃあタダ乗りできるじゃん!はい、できます。でも割と高めの頻度で、駅員さんがランダムに電車に現れてSmart Riderに機器をかざしてチェックします。これにつかまると100ドル罰金です。パースに行くことがあってもそんなリスクは侵さないでくださいね。
では、今回は「Perthの移動手段その①公共交通機関-Smart Riderカード編」でした。
次回はまた移動手段に関わる内容で書こうと思いますので、お楽しみに。
See you soon!