Perth移動手段ー②バス乗車編(前編)【ワーキングホリデー】
2020.06.21
Hello!! 吉祥寺校のNanamiです。
前回に引き続き、私が西オーストラリア・パースでのワーホリで体験したことを綴っていきます。
本日は「Perthの移動手段その②公共交通機関-バス乗車編」(前編)!!
私にとって、日本での常識が海外では通じないのだということを痛感した第一発目がこの「バス」にまつわる色々でした。
まず、パースでは市内に「運賃ゼロ」のフリートランジットゾーン(通称FTZ)があります。このエリア内を走っているCat Busと呼ばれるバスは乗車がタダ(!)です。その他のバスに関してもこのエリア内のみの移動であれば運賃がかかりません。
市内の主要なショッピングセンターや観光スポットなどのほとんどは4路線あるCat Busで回ることができるのでとても助かります。また、Cat Busは各駅停車なので降りそびれることもないし、乗りそびれることもありません。
…んん??乗りそびれる?なんだそれは、と思われると思いますが、Cat Busを除くすべてのバスは、ただバス停に待っているだけでなく「手を挙げて」止める必要があります。同じバス停を利用する複数の路線がある場合など、スマホを見ていて見逃していると普通に乗りたかったバスにスルーされます。
何度走り去るバスの背中を見送ったことか(笑)そのため最初のうちはかなり緊張感をもって近づいてくるバスの路線番号を確認していました。
また、降りそびれる、というのもボーっとしているとかなりの確率で起こります。日本のバスと違い、停車駅ごとにアナウンスをしてくれません。それどころか次のバス停の名前を表示、ということさえありませんし、止まっているバス停の名前さえ言ってくれません(そもそもほとんどのバス停に名前がなく数字5桁くらいで認識されています)。
完全に「今どこを走っていて、降りるバス停がどこにあって、だからボタンを押すのは今だ!!」という自分のタイミング頼りです。
馴染みのある場所ならともかく、渡豪した直後の右も左も分からない状態ではかなり不安でしたし、実際によく分からない場所に降り立ってしまって、WiFiもなくスマホも使えず泣きたくなったこともあります(笑)
さらに主要なバス停では「バス停」と呼べるものがあるのですが、少し中心地を離れるとバス停であるはずの場所に立っているのは、
…これです。もはやただの棒です。バスに揺られながら、見知らぬ土地でこの目印を探して停車ボタンを押すことになるので、やはり地図アプリなどでタイムリーに自分の位置を把握しながらでないとかなりきついものがあります。
ここまでパースのバスの不便な点ばかり並べてしまったので、後半ではパースのバスの素晴らしい点も紹介していきますね!
では、今回はこのあたりで。See you soon!!