英会話☆おすすめ勉強法は失敗すること⁈~間違いから学ぶ英会話のススメ♪【イングリッシュビレッジ池袋校】
2019.07.29
How are you, everyone?
イングリッシュビレッジ池袋校のYukoです☆
7月にしては肌寒い日が続いていますが、皆さん、元気に英会話のレッスン楽しんでいますか?
やっと先生の言う事がわかるようになってきたけど、まだまだ自分の言いたい事が言えないし、言ってみて間違えてしまったら恥ずかしい…
そんな風に思ってなかなか話せない人もいると思いますが、
もちろん間違えて恥ずかしい、なんて事は全くありません!
それが自分の国の言葉でない以上、使い方がわからなかったり間違えてしまうのは当然です。
中には恥ずかしい思いをしたからと諦めてしまう人もいるかもしれませんが、
それはもったいない事です。
なぜなら、失敗から学んだ事はそれだけ記憶によく残り、逆にきちんと覚えられる事が多いからです。
“ restroom は 休憩所⁉ “
私もイングリッシュビレッジで働くようになる前は生徒として通っていました。
その前は基本的に英語は独学だったので、間違い、勘違いは山ほどありました(>_<)
たとえば私が高校生の時にクラス全員でアメリカに行き、
現地での学習体験として小学校を訪問した事があったのですが、
その時、私達一人一人に対して一人ずつその学校の生徒がついて校内を案内してくれました
私を案内してくれた女の子はまだ小学校3年生くらい、校内の色々な場所を説明を加えながら案内してくれた後に、
『レストルームに行きたいか?』と聞いてきました。
Restroomは言い換えればbathroom、要はtoilet、トイレの事ですが、英語での長い会話にすでに頭がいっぱいいっぱいだった私は
レストルーム=rest(休憩)room(部屋)と思ってしまいました。
確かにそろそろ休憩が必要かも、と思って、Yes、と答えたところ、
連れて行かれたのはトイレ。そこでハッと そうだ、restroomってトイレだった…と気づいたのですが時すでに遅し…
勘違いを伝える気力も技量もこちらにはなく、とりあえずありがとう、とお礼を言って個室でしばらくボーっとしていました(^-^;
トイレに案内してくれるなんて、その子なりに気を遣ってくれたんだなあと後でしみじみ感じましたが、
当時の私には落ち着いて考える余裕もありませんでした(T_T)
でもおかげ様でトイレはバスルームという表現だけではない、という事も覚えました。
toilet, bathroom, restroom, washroom…
イギリス人やオーストラリア人は時々looとも言いますね。
日本語だとトイレ、お手洗い、化粧室、御手水…といったところでしょうか。
ひとつの言葉を取っても英語にもいろいろな表現があるのを学べた貴重な体験でした。
その後、大学に入ってからイングリッシュビレッジに入会した私は、たくさんの楽しい先生たちと出会い、英語をもっと話せるようになりたい!と意欲満々に通いだしたのですが、そこでもまた様々な勘違いや失敗をやらかします。
例えば、sit(座る)の発音です。
これは英語の発音が苦手な日本人にありがちな失敗ではありますが、siをスィと発音せず、shi(シ)と発音してしまうとまったく違う意味のことば(できれば人前で使わない方が良い言葉)になってしまいます。
それを知らなかった私がレッスン中あまりにもその発音で言い続けるので、一生懸命我慢してくれていた先生がとうとう吹き出してしまった事がありました。
もちろん今ならその意味がわかるので、そうだよね、そりゃ吹き出すよね…と思いますが
当時の私は真顔でその言葉を連呼していました。
“ Get a Grip!! “
他にも、仲良くなった先生が悩み事があって落ち込んでいる時に、励まそうとして使った言葉がとんでもなく場違いだったこともありました。
いろいろ話を聞いた後に別れ際に、頑張ってね!と言いたかったのですが、
日本語の「がんばって」という言葉は言ってみれば便利な言葉で、日本人ならその言葉ひとつで色々なシチュエーションをカバーできてしまいます。
ですが英語でがんばってを表現しようとするとそれぞれの場面や意味合いで言い方が変わってきてしまいます。
目標に向かってがんばれ!ならGo for it!ですし、緊張や不安を伴うようなイベント(試験や試合、プレゼンなど)の前ならYou can do it!が使えます。
または幸運を祈る、という意味でのGood luck!も日本語でいうがんばって!のような意味で使われます。
その頃、私はイングリッシュビレッジでの英会話以外に自分で買った“使えるフレーズ集”のような本でも勉強していたのですが、その先生を励ますには何と言ったら良いかわからず、そこに載っていたそれらしいフレーズを使うことにしました。
“ Get a grip.”
これは本来の意味だと
(バカ言ってないで)しっかりしなさい! とか、
落ち着いて! 冷静になって!
など、取り乱している人や冷静さを失ってまともに考えられなくなっている人に対して比較的強く言う時に使うようです。
それなのに私は「大変だけどがんばってね」と言うつもりで、別れ際に精一杯の気持ちを込めて
“ Get, a, grip.(しっかり、しなさーい)”
と言ったのです。
そう言われた先生は実際ちょっとどうしたらいいかわからない顔をしていたのですが、
私の方は自分がおかしな事を言ったことに全く気づきませんでした。
後日、先生が「あの時にYukoが言った言葉はおかしかった」と笑って教えてくれて
私はその言葉の意味をようやく知ったのでした…
こういった経験はその時はとても恥ずかしかったりしますが、後になるととても良い思い出にもなります。
‟If at first you don’t succeed, try, try again” ~失敗は成功のもと~
これは英会話だけでなく、すべてにおいて言える事だと思いますが
たとえ失敗をしてもそこから学ぶ事は必ずあります。
日本人は比較的間違いを恐れる傾向があるというか、失敗することは恥ずかしいと思う人が多いように感じます。
よく言えば慎重なのですが、逆に慎重すぎる事が災いして英会話も自分から進んでお話できない方も多いようです。
間違えたらいけないという事はなく、伝えること、伝えようとすることが何より大事!
私も日々勉強中ですが、これからも間違いは恐れず、新しい言葉をどんどん使って体感して覚えていこうと思います♪
You can do it!
See you next time(^^)