Idiom(慣用句)とphrasal verb(句動詞)【イングリッシュビレッジ】
2021.09.07
Hi, イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。
英語ネイティブスピーカーと話したり、洋画や海外ドラマを観た時に「難しい単語は全く出てこないのに、全く意味が分からない!」と感じたことはありませんか?
実はネイティブが英語を話すとき、イディオムというものをかなり使っています。また、ネイティブでもそれがイディオムと知らずに自然と使っていることもあるようです。
Idiomという言葉はよく聞くと思いますが、そもそもidiomって何でしょう?今回はidiomとphrasal verbについてご紹介します。
◆idiom
英語のイディオムとはいくつかの単語から成る熟語のことで、それぞれの単語からは推測しにくい意味をもっています。
・a piece of cake(とても簡単なこと)
・to see eye to eye(意見が一致する)
◆phrasal verb
英語において、「動詞+副詞」または「動詞(+副詞)+前置詞」によって構成され、特別な意味を生じ、まとまって1つの動詞のように機能する定型のフレーズ。
・get up
・take off
・look forward to
ここで、有名な海外ドラマ「フレンズ」より
・A sweet tooth:甘党
・Blow me away:感動させられる
・Go cold turkey:お酒やたばこなどを突然やめる
・The pot calling the kettle black 「自分も焦げて黒くなっているのに、やかんのことを黒いと言う」ことから、「自分のことを棚に上げてよく言うよ」などという意味です。
・Throw caution to the wind 「不注意な振舞いをする」、「大胆な行動を取る」、場合によっては「後先考えずに行動する」とも言えるでしょう。Cautionは注意、用心、慎重さなどという意味です。
これからはテレビのセリフもidiomやphrasal verbを意識しながら是非聞いてみて下さい。
Idiomやphrasal verbを学ぶと、よりネイティブ同士の会話が理解できるようになります。また英検やTOEICの問題も、試験中に知っている表現が多いことにも気付くでしょう。
日常会話で使えそうな表現は自分でもどんどん使ってみましょう。
Let‘s study English together.
Atsuko