日本人の英語力ランキング
2021.06.23
Hi,イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。
先日、日本経済新聞に興味深い記事が載っていました!
世界の英語力ランキング(国別)というもので
1位 オランダ
2位 デンマーク
3位 フィンランド
4位 スウェーデン
5位 ノルウェー
6位 オーストリア
7位 ポルトガル
8位 ドイツ
9位 ベルギー
10位 シンガポール
現在、世界の国は196か国あるのですが、日本はなんと55位でした。
そこで、なぜオランダが1位なのか調べてみました。
オランダは ヨーロッパ大陸の西側に位置し、日本の九州ほどの面積に、1700万人が暮らす小国です。公用語はオランダ語で、一般的な教育、公的機関の書類業務などはオランダ語で行われています。
オランダの小学校はオランダ語での教育が基本です。1986年より、オランダの小学校のグループ5(9歳頃)より英語の教育が義務付けられました。小学校では、文法よりもコミュニケーションに重点が置かれ、「自分が考えていることを伝える」ためのツールとしての英語教育を行っているという印象を受けるようです。
ベルギー、ドイツという他国と接する立地柄、そして世界中からの移民が多い場所であることからも、他の国の言語に触れる機会は生活の中でとても多く。また、テレビや映画も海外作品などは英語にオランダ語字幕ということも多く、ラジオやショッピング中に流れる音楽も英語なので、必然的に耳にする機会は多くなります。
現代のオランダ人にとって、多言語を話すことはサバイバル能力のひとつでもあるようです。オランダにとっては、近隣国とのお付き合いは生き延びるためにも非常に重要なことなのです。
必要に応じて、更に小さい頃から自然と英語にふれる環境がオランダでの英語力に繋がっているんですね。
ちなみに、日本語を学んでいる国は世界で137か国。
順位をみると
1位 中国
2位 インドネシア
3位 韓国
4位 オーストラリア
5位 台湾
6位 タイ
7位 アメリカ合衆国
8位 ベトナム
9位 フィリピン
10位 マレーシア
やはりアジア諸国が多くなりますね。
近年は日本でも幼稚園・小学校から英語教育が始まっていますし、クラスメイトに外国人の子がいることも珍しくありません。YouTubeやNetflixの普及により英語の音声を日常的に聞けることも多くなりましたね。
他国の言葉を学ぶ原点はコミュニケーションツールです♪
こんな順位の話も講師と話すと盛り上がるかもしれませんね。
楽しみながら一緒に英語にふれましょう。
Have a nice day!
Atsuko