海外で生活をして気付いたこと【イングリッシュビレッジ】

2021.08.29

Hi,イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。

短い期間ですが、私はアメリカのボストンとイギリスのロンドンに住んでいたことがあります。旅行では気付かないような、実際住んでみて初めて感じたようなことを今回は書いてみたいと思います。今後、海外生活を考えている方の参考になれば嬉しいです。

・傘をささない

アメリカもイギリスも、雨でもあまり傘をさしません。乗り物と建物の位置が近いこともあるかもしれないのですが（ボストンはTと呼ばれる地下鉄、地上では路面電車のような電車。ロンドンはTubeと呼ばれる地下鉄や市内を走る2階建ての赤いバス。）フード付きのウインドブレーカーやフーディーといういわゆるパーカーを着ている方も多いので、フードをかぶってしのいでいるようなイメージでした。

日本に住んでいた時は、なるべく雨に濡れたくなくて折り畳み傘も常に持ち歩いていた私ですが、海外で生活をしているうちに雨に濡れることに抵抗感がなくなりました。

・電車内でも大きな声で話す

日本だと公共機関では通常よりボリュームをおさえて話すイメージですが、海外では『全部聞こえるよ！』というくらい大きい声で話をしている人が多いです。英語、スペイン語、中国語と常に色々な言葉が飛び交っていて、周りを見渡しても日本人はいないということもあり、何も気にせず話すことができます。たまに日本語が聞こえると、ハッと振り返ってしまうような環境だったので、慣れてくるにつれて人目を気にしなくなります。

・ジッパー付きのカバン

私の住んでいたボストンのエリアは学生の街で治安の良い場所でしたが、やはり日本のように口のあいたトートバッグなど売っていないし持ち歩いている人はいませんでした。海外旅行のガイドブックなどには必ずといっていいほど書かれている「スリに注意」ということは、日本の日常の中ではあまり意識されていないことですね。

一つ面白いことなのですが、横浜校の講師達は外にでる時、目の前のコンビニに行く時でさえカバン、帽子、上着全て持参します。初めは驚きましたが、きっと育ってきた環境やカルチャーの違いですね。お財布だけ持ってでていくような日本人に逆にビックリしているかもしれません。

・洗濯物は干さない

ボストンではアパートタイプ、ロンドンではフラットと呼ばれるアパートに住んでいました。

ボストンでは地下にある共同の洗濯機と乾燥機を使っていました。ロンドンでは部屋に乾燥機付きの洗濯機があり、どちらも洗濯物を干す場所はなく乾燥機を使うのが通常でした。最近は日本でもよくみかけますが、乾燥機用のシート柔軟剤。色々な種類があり乾燥機からとりだした時のフワフワ感と良い香りに癒されます。このシート柔軟剤ですが、衣類を乾燥させる際のしわをほぐすので、アイロンがけもラクチン。衣類を取り出すときや、着用中の静電気も防止する為でもあります。

・食事のボリューム感

飲み物のお替り自由というところも多く、更に渡されるグラスもＬサイズ、もしくはそれ以上の大きさ。1人分のピザの量、ファストフード店のポテトの量やハンバーガーの大きさにも最初はビックリしていたのですが、生活しているうちに目が慣れてしまい日本に帰国してからマックの量をみて「ポテトこれだけ？！」と思ってしまいました。海外で生活していると食事の量が増え太るかと思いきや、日本で生活していた時よりよく歩いていたので幸運にもサイズは変わりませんでした。

・電車が時間通りにこない

こちらは先ほどの、『よく歩いていた』という理由の一つです・・・。
時刻表なんてあって無いようなものでした。ボストンのTは何分待ってもこないと思うと3台続けてくるなんてことも稀にありました。ロンドンのTubeも電車が止まってしまって動かないことがあり、別の路線で迂回をするということも。待っても電車がこない時は歩いた方が早いと徒歩で移動することもよくありました。