Hi, イングリッシュビレッジ横浜校のAtsukoです。

文法のテストでもよく出題される、形容詞と副詞の穴埋め問題。文法の教科書を読んで、理論的には理解していても実際の問題になると難しいと思いませんか？

先日、宿題でこれらの穴埋め問題を出された生徒様とのお話です。

「ネットで色々調べてみたんだけど、頭がグチャグチャこんがらがっちゃって。」
問題をみた私はといいますと、文章を読んで「こっち」と選択。考えているというより、読んだ感じ、普段聞いている会話ではこっちは使っていないからという感覚でした。文法の基礎は必要ですが、時にはこういった日頃の会話から自然に学んでいく場合もあります。

今回は、そんな紛らわしい形容詞と副詞について一緒に確認してみましょう。

形容詞とは
副詞とは

形容詞とは

Adjectives tells us about a noun（somebody or something） We use adjectives before noun.
形容詞とは誰や何など、名詞を修飾します。

① 名詞の前におかれる　→　She has a cute cat.

② Be動詞の後ろにおいて名詞を修飾する　→　Her cat is cute.

③ aやthe やmy を使う時は、その後ろにおく　→　He bought a new car.

副詞とは

Adverbs tell us about a verb. (how somebody does something or how something happens)
副詞とは動詞がどのような感じか説明します。形容詞との違いは、名詞以外を修飾する時に使います。
ポイントとして、副詞は形容詞にlyがつくものが多いです。（例外もあります）

<例＞
形容詞　quick           careful          quiet
副詞　　quickly        carefully  　  quietly

副詞は、「文のはじめ・文のなか・文のおわり」の３つの場所に置かれることが多いです。

① 形容詞を修飾する場合は形容詞の前におかれる　→　It’s very interesting.It’s very nice.

② 動詞を修飾する場合は動詞の後ろにおかれる　→　She plays the piano easily.

③ 副詞を修飾する場合はその副詞の前におかれる　→　Please speak a little slowly.

④ 文全体を修飾する場合は文の初めにおかれる　→　Finally, I got home.Especially, I like ramen.

⑤ 文末におかれる副詞　→　I took an English lesson yesterday.

こちら、実際に生徒様が宿題に出された問題です。挑戦してみて下さいね。

1. John held the plate (careful/carefully).

2. Julia is a (careful/carefully) person.

3. I ran (quick/quickly) to the station.

4. The journey was (quick/quickly).

5. You look (tired/tiredly). Didn’t you sleep well?

＜答え＞
1. carefully
2. careful
3. quickly
4. quick
5. tired

これはYou look tired と響きで覚えている方も多いと思います。
でも上記の法則をみると、lookは動詞なのになぜtiredの形容詞？と思った方いませんか？
実際のこの文は、You look like you are tired　が省略された形式なので形容詞のtiredが正しいとのでした。横浜校講師に説明してもらいました。

副詞には種類が沢山あるので、テキストを見直したりレッスンの中でも講師と確認してみて下さい。
◆時間を表す　already・ago・soon
◆頻度を表す　always・usually・never
◆状態を表す　slowly・carefully・perfectlyなど。

ちょっとした知識があると、その単語を知らなくてもTOEICなどのテストの文法問題ではテクニックで答えを導き出すこともできます。インプット、アウトプット両方のバランスが大切です。

Let’s study English together.
Atsuko