現地語学学校で学んだ!私の英語『発音』練習方法
2022.05.11
Hi,イングリッシュビレッジのAtsukoです。
ご受講中の生徒様で発音を気にされる方が多いのですが、どの講師からも「発音はそれほど気にしなくても大丈夫だよ」と言われます。でも出来れば実際に近い音、カタカナ英語からは卒業したいですよね。
今回は参考までに、私がボストンの語学学校で学んだ発音のクラス(選択クラス)でのレッスンについてお伝えしていきます。
英語と日本語では使う音『発音方法』が違う!
以前もブログに書きましたが、使っている言語によって苦手だったり、出しにくい音があります。
韓国語は音が少ないので沢山練習しないといけない音があり、日本語も母音が少なく、日本語にはない音を英語では出さないといけない為、英語を話す時は口の形や舌の位置を意識する必要があります。
Pronunciationのクラスでは、先生が出身国ごとに問題や課題を用意してくれていました。聞いたことがあるかもしれませんが、日本人が苦手な音はLとR・BとVの違い。そして、thの音。これらは日本語にはない音だからです。
日本人の苦手な発音
◆下記の画像は私(日本人)にとって練習の必要な音として先生が黒板にリストを書いてくれたものです。
p-bは同じ口の形で、空気だけか、音を出すかで発音が変わります。
その他として、hは音がでない。
l・m・nなども日本語とは違う音で、練習が必要なもの。音を出すものです。
初心者の方でも、これらのことはどこかで聞いたことあると思うんですね。
実は、もっと厄介なのがAppleのAやJapanのJ、SeeのSなどでした。
自己紹介の時に必ずI am from Japan.というのにそのJapanの音が違うということで何度も先生に直されました。私なりの解釈は《じ》と《ぢ》の違いがあるんだ・・・と感じたことで、音の出せない私に先生が指導してくれたのは「t・t・t・d・d・d・ジ・ジ・ジ」という感じで舌先を少し上顎につけるというコツでした。
最初に自分が言ってたジャパンとは明らかに音が変わりました。
(日本語のじをいう時は、‘実は’という時のように口が横に開きます)
横浜校講師に聞いたところ、人によっては舌の位置など違うので(歯を閉じて歯の裏に舌をあてて音を出すという人や、thのように少し舌を歯に挟むような人もいるようです)そこまで厳密に考えず真似て音を出せばいいとのことでした。
日本語の
A=あ
J=じ
S=し
と発音してしまっている方は、ネイティブの音声などで確認してみて下さいね。
英語の早口言葉を使って練習!
実際の課題はこちらです。
・They threw thick things through the thin window.
・Vania was bitten by a very big vampire.
・Larry really loves large ripe blueberries.
・If Peter Piper picked a peck of pickled peppers, how many pickled peppers did Peter Piper pick?
・She sells sea shells by the sea shore.
早く言うことより、発音を丁寧にすることを意識していました。学校の課題として家で練習し、毎週一人ずつ確認をされたのを覚えています。
こちらはリンキングや単語のアクセントの位置などに気をつけながら読む練習していたものです。練習なので大袈裟に読むことがポイントでした。
発音クラスの甲斐があって、これらの音はそれなりに意識すれば発音できるのですが、最近新たにネイティブ講師と発音が違うなと感じているのはwです。必ずといっていいほど、会話にはでてくるw。講師達の喉から出てくるような太い音ができません。
もっと口を前に出して音を出すのがポイントのようですが、いつまでたっても癖が抜けないのでまだまだ練習が必要です。
でも、英語を話していると口が疲れますよね。いかに日本語が口を動かしていないか・・・
音読だけでも口や舌の筋肉が鍛えられるようなので、みなさんも一緒に練習しましょうね。
発音についてはなかなか文字では説明が難しいのですが、以前書いたブログも参考いただけると嬉しいです。
Let’s study English together.
Atsuko